2007年2月26日月曜日

株主総会準備

 12月決算の会社の総会準備や。
 総務は、招集通知とかで、色々と細かいことをやってるけど、基本的には、宝印刷とか信託銀行の指導に基づいている。弁護士が関与するのは、総会の運営そのものというのが基本や。
 受付で代理人とか訳の分からん人が来たときの対処、総会の台本チェック、想定問答集のチェック、
リハーサル、当日は、事務局に入って特に打ち切りのタイミングを図ることが最も神経を使うことになる。もちろん、変な質問があったときとかに備えて待機している。ざっとこんなもんやね。
 わしの場合、困った株主役が登録以来板について、あっちこちの社長(総会議長)を怒らせてるね。よう、出入り禁止にならんもんや。けど、これかて、社長が四苦八苦してるのを横目に結構、中間管理職にうけてたりするんや。もちろん、リハの時は、水を打ったように静かになるし、ドン引きの状態でまだ質問かぶせなあかんのやから、結構、しんどいんやけど、総会が終わった後とかに、こそっと「おもしろかったですよ。」とか言ってくる課長とかおるから分からんもんや。
 会社法制定で色々新しい本も出てるけど、『「株主総会ガイドライン」東京弁護士会会社法部編 商事法務研究会』は、必須文献やね。これを読むと、問答の感覚が養われるね。早いこと、新しい版がでないか待ってるで。

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